【展覧会】市立伊丹ミュージアムで開催中のヨシタケシンスケ展かもしれないの混雑具合やみどころをレポート
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- 01 ヨシタケシンスケ展かもしれないとは?
- 02 【みどころその01】壁一面のスケッチ
- 03 【みどころその02】壁一面のスケッチ
- 04 【みどころその03】私物コレクション&立体作品
- 05 【みどころその04】絵本の原画
- 06 【みどころその05】あなたのみらいはこれかもしれない
- 07 【みどころその06】フォトスポット
- 08 会場レイアウト
- 09 会場の様子
- 010 混雑具合
- 011 所要時間
- 012 グッズ売り場
- 013 グッズ紹介
ヨシタケシンスケ展かもしれないとは?
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
ヨシタケシンスケ展かもしれないとは「りんごかもしれない」「つまんないつまんない」など大人気絵本作家のヨシタケシンスケ氏の初の大規模個展。
会場には、これまで発表された絵本の原画やアイデアスケッチを展示して、絵本が完成に至るまでの流れなど制作の裏側を除くことができます。
アトリエに置いている私物コレクションも展示して、アイデアの源も知ることができる貴重な展覧会。
会場は3つのエリアに分かれていて、それぞれのエリアのみどころを紹介していきます。初日には、会場に入るだけで2時間待ちをするほどで、急遽8月からスタートする予定だった、インターネットによる入場時間指定予約が前倒しに変更になるほど大人気。
ちなみに、当日券はブルーのシールを胸元に貼って入ります。
絵柄入りのチケットはもらえないのでご注意。【みどころその01】壁一面のスケッチ
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
エリア1には、今回の展覧会の最大の見せ場といってもいいのが、圧巻の約2,000枚のスケッチを壁一面に展示。
ヨシタケシンスケ氏が絵本作家デビュー以前から、描きためてきたモノでこれも一部に過ぎない。日常の中で気付いた点やアイデアがイラスト付きで描かれていて、思わずクスクスと笑ってしまうエピソードもあったりする。
【みどころその02】壁一面のスケッチ
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
エリア2では、これまでに発表された絵本の企画案やアイデアスケッチを展示。
スケッチを拡大表示したモノと実際の資料をジップロックに入れているのだが、これまで様々な展覧会に行った事はあるけれど、さすがにこの展示方法は初めて見た(笑)。
【みどころその03】私物コレクション&立体作品
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
エリア2には、過去に制作した立体物をはじめ、ヨシタケシンスケ氏のアトリエに置いている私物コレクションも至るところに配置。
お子さんがしっかりと見える高さに合わせているのも優しい配慮。そして、実際に座ったり遊べたりする展示もあるので、大人も子供も楽しめる内容になっています。
ちなみに写真1枚目は、テオ・ヤンセンのミニビーストもこっそりと展示していた。【みどころその04】絵本の原画
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
エリア3では、これまでに発表された絵本の原画を展示しています。
テーブルには絵本が置いてあるので、ゆっくりと座って読むことも可能。そして、その奥に行くと…。
【みどころその05】あなたのみらいはこれかもしれない
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
白い布の迷路の奥には「あなたのみらいはこれかもしれない」という顔付きのツボが設置してあって、その中から一枚カードを引いて持って帰ることができます。
ちなみに、この時に引いたみらいは「すごくいいにおいのひと」でした。
悪くないカードだったけど、写真のピントが合わなかったのは気にしないで。ここのエリアは、関係者の方がいなかったので、カードが取り放題になってしまうので、早急に対応した方がいいかもしれない。
※この時がたまたまいなかったのかもしれない。【みどころその06】フォトスポット
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
会場の色々な場所に、フォトスポットが設置しているのは嬉しい。
しかも、笑わずにつまんない顔など癖のあるモノばかり。会場レイアウト
会場のレイアウトは、2階に2エリア、地下1階に1エリアの全部で3エリアで作品を展示。
エリア1では、約2,000枚のスケッチを壁一面に公開し、エリア2では絵本の企画案やヨシタケシンスケ氏のアトリエに置いているフィギュアなどの私物コレクションを展示。少し離れたエリア3には、これまで発表された作品の原画展示や絵本を自由に読むことできます。
会場の最後には「あなたのみらいはこれかもしれない」カードを貰えますよ。会場の様子
めちゃくちゃ展示物が多いので、どのエリアも少し狭くなっています。
横並びですれ違うと肩と肩がぶつかってしまうので、周りの人を気にしつつ作品を鑑賞しましょう。私物コレクションはお子さんが見える高さに合わせているので、しゃがんで見ないといけない場所もあります。撮影する時も自分の影が入るので、スマホの持ち方を変えるなど、ちょっと工夫が必要です。
混雑具合
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
初日が入場するのに2時間待ちで、次の日はあまりの人の多さに15時で入場を締め切るなどの対応で、平日であれば多少は少ないと思い、行ってみましたが入場までは10分ほどで入れました。
※自分が行った時はまだ、整理券配布や入場時間指定予約が開始される前です。会場内は、カップルやファミリーのお客さんが多かったです。
観覧する順番は決まっていないので、見たい作品を見て移動が可能です。
混んでいたとしても、少し時間を置いてから行くと空いてたので、じっくりと作品を見るために、エリア内をグルグルと何周かしました。所要時間
ヨシタケシンスケ展かもしれない会場風景
じっくり作品を見ながら撮影していると、あっという間に1〜2時間は過ぎます。
この日は比較的に空いている時間帯に行ったので、土日や8月以降で混んでいる日はもっと時間がかかるかもしれません。グッズ売り場
グッズ売り場に入場するだけでも30分〜40分はかかりました。
会場内に入る人数を調整しているので、グッズは比較的にじっくり見ることができます。グッズ紹介
今回、ヨシタケシンスケ展かもしれないで購入したグッズは「公式図録」と「復刻版 カブリモノシリーズ」の2冊。
グッズ売り場には、ポストカード(165円/1枚)や「見せようと思ってたプリント入れ(500円)」というネーミングのクリアファイル、マスキングテープ、フィギュア、これまでに発売された絵本などが並んでいます。
ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録「こっちだったかもしれない」
公式図録のページが496ページもあって、ほぼ辞書です。
ただし、内容は展示されているアイデアスケッチ・原画・絵本の設計図・資料などに加え、インタビューや展覧会のグッズ案なども掲載されています。会場は映像以外は撮影OKですが、撮り忘れててもこの一冊があれば安心。
大ヒットした絵本がどのようにして完成に至ったのか?裏側も知ることができて、読み応えもたっぷりなのでオススメです。ちなみに、購入時は本全体をビニールでカバーされているので、汚れなどの心配がありません。
※撮影時にめちゃくちゃ反射してるのはそれが原因です。商品概要
商品名 ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録「こっちだったかもしれない」 価格 2,970円(税込) サイズ B6判変型(W117×H163×D42mm) ページ数 496ページ 復刻版 カブリモノシリーズ
1999年にヨシタケシンスケ氏が自費出版していたモノで、今回の展覧会のグッズとして復刻した一冊。
内容は、アイデアスケッチなどが収録していて、色々な面白いアイデアが描かれています。会場内にも掲載しているカブリモノが立体作品として展示してるのでこちらも注目です。
商品概要
商品名 復刻版 カブリモノシリーズ 価格 880円(税込) サイズ B6版 ページ数 モノクロ 80ページ 開催概要
展覧会名 ヨシタケシンスケ展かもしれない 会期 2022年7月15日(金)~8月28日(日) 時間 10:00~18:00(入館は 17:30 まで) 休館日 毎週月曜日
※ただし7月18日は開館、翌19日は休館会場 市立伊丹ミュージアム 住所 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 MAP 入場料 一般/1,000円(900円)
大学・高校生/700円(600円)
小・中学生/400円(300円)
※価格は全て税込み。
※()内は20名以上の団体料金。
※7月29日(金)から8月28日(日)は入場時間指定予約のみ。チケット購入先 7月29日(金)から8月28日(日)はインターネットによる入場時間指定予約をした方のみ入場ができます。
時間指定予約の申し込みはこちらから公式サイト https://yoshitake-ten.exhibit.jp/ 主催 市立伊丹ミュージアム(伊丹ミュージアム運営共同体 / 伊丹市)、朝日新聞社、白泉社 協賛 伊丹市教育委員会 協力 アリス館、PHP研究所、ブロンズ新社、ポプラ社 グラフィックデザイン 大島依提亜/会場構成:五十嵐瑠衣 周辺のお店情報
近隣施設情報市立伊丹ミュージアムの目の前にはくら寿司があるのと、JR伊丹駅まで歩いていけば飲食店やカフェなどがあります。
イオンモール伊丹もあるので、帰りの際はゆっくりご飯や買い物も可能です。あとがき
最後まで読んで頂きありがとうございました。
8月以降にお客さんが集中すると予想していましが、初日の行列をTwitterで知ってグッズが完売する前に行った方がいいと思い、急遽行ってきました。
さすが大人気絵本の展覧会で、客層はファミリーばかりでした。お子さんが楽しめるように作品の配置や、実際に遊べるアトラクション的なモノもあるので、この夏休みにファミリーで楽しめるおすすめの展覧会です。
Takenaka Kenji
playpark合同会社 代表・クリエイティブディレクター
1983年生まれ。大阪の出版社でデザイナー・編集者として勤務。ECサイト会社などを経て2017年デザイン事務所playparkを設立。2022年にアート、デザイン、エンタメ、クリエティブなど業界のクリエイティブを「発見し、考え、繋げる」をテーマにWEBマガジンBuzzBubble(バズバブル)をスタートさせる。
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