マンガが⽣まれるプロセスを体感し『ONE PIECE』の秘密と本質に触れる「ONE PIECE ONLY」展が東京・⽴川のPLAY! MUSEUM にて2024年10⽉9⽇から開催

マンガが⽣まれるプロセスを体感し『ONE PIECE』の秘密と本質に触れる「ONE PIECE ONLY」展が東京・⽴川のPLAY! MUSEUM にて2024年10⽉9⽇から開催

「ONE PIECE ONLY」展 キービジュアル © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

全世界のコミックス発⾏部数が5億1000万部を超える『ONE PIECE』。ファンであれば誰もが読んでいるマンガはどうやって作られるのか?マンガが⽣まれるプロセスを体感し『ONE PIECE』の秘密と本質に触れる「ONE PIECE ONLY」展が東京・⽴川のPLAY! MUSEUM にて2024年10⽉9⽇から開催。本展の展示演出やみどころなどをご紹介します。

※以下、画像とテキストは、情報提供を受けてプレスリリースから引用

「誰も⾒たことがない」ワンピース。

ひとりひとりにとっての「ONLY ONE(かけがえのない⼀冊)」であるために。
『ONE PIECE』だけがやっている、『ONE PIECE』しかできない、
『ONE PIECE』だからできる、たくさんのONLY。
『ONE PIECE』はどのように⽣まれるのか?
『ONE PIECE』の1000 話・100 巻のメイキングを中⼼に、⼀枚の紙から数百万部の本となって
読者の⼿元に届くまでを追う、「誰も⾒たことがない」ワンピース展。

「ONE PIECE ONLY」展とは?

新刊コミックスの初版部数が10 年以上毎号300 万部を超え、全世界のコミックス発⾏部数が5億1000万部(2024年4⽉現在)を超える『ONE PIECE』。ファンであれば誰もが読んでいるマンガはどうやって作られるのか? ジャンプコミックス100 巻×連載1000 話記念の際にアーカイブした⾊校正や印刷刷版を、尾⽥栄⼀郎の原画とともに並べる。

「週刊少年ジャンプ」とジャンプコミックスの製作現場を8Kハイスピードカメラで撮影、8Kプロジェクター3台で上映する。27年間で作られた1話〜1110 話までのストーリーをコミックスから切り出し、⾼さ3.6m・⻑さ140m の壁⾯にひとつなぎの巻物のように展⽰する。

ボリュームとクオリティにおいて、製作に携わるスタッフですら⾒たことのない、前例のない規格外の展覧会を東京・⽴川のPLAY! MUSEUMで開催。その後、北⽶での公開も予定されている。

「ONE PIECE ONLY」展

尾田栄一郎『ONE PIECE』1000話の原画
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

展覧会のみどころ

01.北⽶展⽰に先駆けた世界初の展⽰

『ONE PIECE』が⽣まれるプロセス、秘密を収めた「宝箱」。2025年に海を渡り、北⽶で展⽰予定。世界中のファンが、『ONE PIECE』の新展開を待ち受ける。

02.『ONE PIECE』の秘密と本質に触れる「宝箱」:1000 話のネームや原画、印刷に関わる貴重な資料

⼀枚の紙のうえを鉛筆が⾛る。線が⽣まれる。線は絵となり、⾔葉となり、ルフィが、物語が、躍動する。尾⽥栄⼀郎が描いた渾⾝の原画を、出版社と印刷所のプロフェッショナルがリレーし、「週刊少年ジャンプ」となり、コミックスとなってファンのもとへ届く。1000話のネームや原画、コミックス100 巻のカバー原画や印刷に関わる貴重な資料を収める「宝箱」を通じて、マンガが⽣まれるプロセスを体感。『ONE PIECE』の秘密と本質に触れる。

「ONE PIECE ONLY」展

尾田栄一郎『ONE PIECE』 1000 話のネーム
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

「ONE PIECE ONLY」展

尾田栄一郎『ONE PIECE』1000話の原画
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

「ONE PIECE ONLY」展

『ONE PIECE』 1000 話を印刷した「週刊少年ジャンプ」の刷版
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

「ONE PIECE ONLY」展

『ONE PIECE』1000 話を掲載した「週刊少年ジャンプ」本誌
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

03.ジャンプコミックスサイズの図録を来場者全員にプレゼント

来場の「証」として、「宝箱」の内容を中⼼とした展覧会図録を、来場者全員にプレゼントする。写真家の本城直季が撮り下ろしたネームや原画のクローズアップから、刷版などの印刷に関わる資料、集英社や印刷所の空撮写真まで、貴重な写真をジャンプコミックスと同じ判型に収録。全192ページ、本⽂モノクロ、並製本。本⽂カラーの上製本ヴァージョンをショップで販売。

「ONE PIECE ONLY」展

集英社の空撮写真(写真/本城直季)
© Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

「ONE PIECE ONLY」展

ジャンプコミックス『ONE PIECE』100 巻⽤カバーのカラー原画
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

04.視界のすべてが『ONE PIECE』:140 メートルの曲⾯に1〜1100 話を展⽰

『ONE PIECE』の1〜109 巻に掲載された全1100 話をコミックスから切り離し、貼り合わせて展⽰。⾼さ3.6m、全⻑140m におよぶ、ひとつなぎの「⼤絵巻」が完成する。『ONE PIECE』の世界に包まれる、圧倒的な空間展⽰。

「ONE PIECE ONLY」展

「ONE PIECE ONLY」展の空間模型
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
Photograph by Naoki Honjo

05.マンガというアートを未来へ:アートプリント100 点以上を⼀挙に展⽰

マンガというアートを未来に伝えるプロジェクト「集英社マンガアートヘリテージ」。2021 年にスタートしたこの活動が⽣み出したアートプリント100 点以上を、会期内に⼀挙に展⽰(展⽰替えあり)。コットン100%の紙にアーカイヴァル・インクジェットプリントを⾏ったカラー作品、今では希少となった活版平台印刷機によるモノクローム作品、⼿漉き和紙にコロタイプ印刷を⾏った作品など。制作に使⽤した⾦属刷板の現物や、制作⾵景を記録したドキュメンタリー映像も展⽰。

「ONE PIECE ONLY」展

尾⽥栄⼀郎「ONE PIECE / The Scroll 壱」(2024)
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

06.「週刊少年ジャンプ」とコミックスが⽣まれる現場に⽴ち会う、映像インスタレーション

世界に類を⾒ない部数で発⾏され続ける「週刊少年ジャンプ」とジャンプコミックス。それぞれの印刷現場を超⾼速度カメラでとらえ、3台の8Kプロジェクターで投影。世界⼀のマンガが⽣まれる現場を体験する、臨場感あふれる映像インスタレーション。

「ONE PIECE ONLY」展

コミックスが印刷される瞬間をハイスピードカメラで撮影(協⼒/中央精版印刷)
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

「ONE PIECE ONLY」展

印刷から製本まで⼀貫してコミックスが製作される⼯場の様⼦(協⼒/中央精版印刷)
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

07.来場者が⼼をこめてイラストを描き、⻩⾦の部屋に展⽰

来場者は会場でジャンプコミックスサイズの特製⽤紙を受け取り、⽤意された鉛筆、ペン、カラーマーカーなどの画材を使って⼼をこめてイラストを描く。できあがった絵は、⻩⾦の部屋に⽤意した数百個の展⽰フックにかけていく。

08.号外ポスターによるプロモーション

「ONE PIECE ONLY」展は、2024年7⽉から9⽉にかけて第1弾から第3弾まで「号外ポスター」を発⾏。東京都内各地で配布した。号外は「週刊少年ジャンプ」と同じ⽤紙に活版輪転印刷、同じサイズに折りたたんだ。オンラインで情報が瞬時に伝わる今⽇だからこそ、あえて直接⼿渡すことにこだわった。展覧会来場者には第1弾〜第3弾の号外のどれかひとつをプレゼントする。

「ONE PIECE ONLY」展

号外ポスター第1弾〜第3弾
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

09.「宝箱」の船出を総員で祝う:海外輸送⽤クレートを来場者が装飾

会場⼊⼝には「宝箱」の海外輸送⽤のクレート(⽊箱)を設置。来場者は⽊活字で組まれた「ONEPIECE ONLY」から1字を切り出したシールを受け取る。そのシールを⽊箱の好きな場所に貼り付け、未来への船出を総員で祝う。

「ONE PIECE ONLY」展

来場者が受け取るシールの⾒本
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

10.ユニークなオリジナルグッズを販売

規格外の展覧会にあわせた規格外のオリジナルグッズを販売する。「週刊少年ジャンプ」と同じ⽤紙に活版輪転印刷した名場⾯ポスター50 種類以上。アパレル、ステーショナリーなど、活字、紙、印刷などのこだわりにつながる、ユニークなアイテムの数々を販売する(グッズの購⼊には本展の⼊場券が必要)。

「ONE PIECE ONLY」展

「ONE PIECE ONLY」展オリジナルT シャツ(CMYK+蛍光イエロー+蛍光ピンクの6⾊展開)
※実際の商品は写真と異なる場合があります
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

CMYK と蛍光⾊の配⾊ボディに「ONE PIECE ONLY」展のオリジナルロゴをプリント。特⾊を含め複数⾊の分版が使⽤されている『ONE PIECE』コミックスカバーの製作プロセスから着想を得た、「誰も⾒たいことがない」アパレルシリーズ。

「ONE PIECE ONLY」展

「ONE PIECE ONLY」展オリジナルスウェット(⽊活字ロゴプリント 3⾊展開)
※実際の商品は写真と異なる場合があります
© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.

「週刊少年ジャンプ」本誌に使われている「印刷せんか紙」⾵の配⾊ボディで展開するオリジナルスウェット。メインビジュアルの組版で使われたヴィンテージ⽊活字をプリント。

集英社マンガアートヘリテージ

「ONE PIECE ONLY」展

最良の技術とマテリアルで、これまで⾒られることがなかった⾊彩や細部を表現。アートとしてのマンガを限られたエディションで制作し、抽選販売する。その価値を保証し、次の世代へと引き継いでいくために、アートブロックチェーン登録証を発⾏。来歴を永続的に記録する。
https://mangaart.jp/ja

PLAY!とは?

PLAY!

「GREEN SPRINGS」は、2020年4⽉にJR⽴川駅北側に誕⽣した複合施設。
「空と⼤地と⼈がつながる、ウェルビーイングタウン」をテーマとし、広⼤な中央広場を囲うように、PLAY!のほか、多機能ホールやホテル、オフィスやショッピングエリア等が配されています。
〒190-0014 東京都⽴川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F・3F
2F:PLAY! MUSEUM 3F:PLAY! PARK
https://play2020.jp/

開催概要

展覧会名「ONE PIECE ONLY」展
会期2024年10月9日(水)〜2025年1月13日(月・祝)
時間10:00〜18:00(⼊場は17時30分まで)
※完全⽇時指定制(⼊場券はセブンチケット限定販売)
休館日2024年12月31日〜2025年1月2日
会場PLAY! MUSEUM
住所東京都⽴川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
MAP
入場料⼀般/2,400円
⼤学⽣/1,800円
⾼校⽣/1,200円
中・⼩学⽣/800円
未就学児/無料

※本展は完全⽇時指定制
※チケットはセブンチケットでのみ販売。当日券を含め、PLAY! MUSEUMでの販売はありません。ご注意ください。
※展覧会図録『ONE PIECE ONLY / 1c』(ジャンプコミックスサイズ192ページ予定 / ⾮売品)を、⼊場者全員にプレゼントします(⼩学⽣以上の⽅、1⼈につき1部)。

【日時指定について】
①10:00-11:00
②11:00-12:00
③12:00-13:00
④13:00-14:00
⑤14:00-15:00
⑥15:00-16:00
⑦16:00-17:00
⑧17:00-17:30

※展示室は18:00、ショップは18:30、カフェは19:00(L.O. 18:30)にクローズします。
※チケット販売は先着順です。「日時指定」開始の1時間前まで販売します。※指定時間内であれば、いつでも入場いただけます。入場後は閉館(18:00)まで時間制限なく滞在いただけます。ショップは一度のみお会計可。再入場不可とさせていただきます。
※子ども(小学生以下)のみの入場はできません。保護者(20歳以上)のご同伴をお願いします。安全管理のため、保護者1名につき子ども2名の入場とさせていただきます。
※未就学児のご予約は不要です。チケットをお持ちの保護者(20歳以上)のご同伴をお願いいたします。
※来場者特典は、本展覧会のチケットをお持ちの方、1名につき1点のお渡しとなります。無料で同伴入場される未就学児の方へのお渡しはありません。ご了承ください。
※大学生(専門学校を含む)・高校生・中学生は入場時に学生証または生徒手帳をご提示ください(原本のみ)。学生証が確認できない場合は、差額をいただきます。
※障がい者割引利用の方は、入場時に障がい者手帳をご提示ください。障害者手帳をご提示の方とその介添人1名は半額となります。
チケット購入先・⼊場券はセブンチケット限定販売
【9月1日(日)10:00〜】
10月9日から10月31日までの日時指定チケット販売

【10月1日(火)10:00〜】
11月1日から11月30日までの日時指定チケット販売

【11月1日(金)10:00〜】
12月1日から1月13日までの日時指定チケット販売
公式サイトhttps://one-piece-only.play2020.jp/
美術館公式サイトhttps://play2020.jp
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Takenaka Kenji

Takenaka Kenji

playpark合同会社 代表・クリエイティブディレクター

1983年生まれ。大阪の出版社でデザイナー・編集者として勤務。ECサイト会社などを経て2017年デザイン事務所playparkを設立。2022年にアート、デザイン、エンタメ、クリエティブなど業界のクリエイティブを「発見し、考え、繋げる」をテーマにWEBマガジンBuzzBubble(バズバブル)をスタートさせる。

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